ティーショットやセカンドショットがうまくいっても、最後の寄せでダフリやトップが出てスコアを崩してしまう—
—これは多くの初心者に共通する悩みです。
今回は、ゴルフスクールやプロレッスンでも教えられている「アドレス再現」という練習法を詳しく紹介します。
この練習を習得すれば、初心者でもミスショットが激減し、安定した寄せで100切りが現実になります。
1. 初心者がアプローチでミスをする原因
初心者が100切りを目指す際、アプローチ練習で最も多いのが「手打ち」「体の開き」「再現性の低さ」です。
どれだけ練習しても、アドレスの形を再現できていないと、打点がズレてトップやダフリが出やすくなります。ゴルフスクールのレッスンでも最初に確認するのが「構えの再現性」です。
毎回のスイングで構え(アドレス)とインパクトの形が一致していなければ、100切りは難しくなります。
2. アドレス再現とは?スクールで教わる基本理論
アドレス再現とは、「スイング中にアドレスと同じ体と手の関係を保つこと」です。
特に初心者の場合、ダウンスイングで手元が浮いたり体が開いたりすることで、クラブフェースが開き、ミスショットが出ます。
スクールのプロレッスンでは、次のように教えます。「アプローチで大事なのは“再現性”。
スイングの4時8時の位置で、アドレスと手元の距離、角度、姿勢が同じであれば、ボールは必ず芯に当たる。」
つまり、アドレス再現を意識することで、初心者でも安定したアプローチを打てるようになり、結果的に100切りに直結します。
アドレス時にでき三角をしっかりキープする
バックスイング時にもしっかり同調させる
フィニッシュまで三角を崩さない
3. 練習法①:4時8時スイングでアドレス再現を体得
初心者におすすめのレッスンポイントは「ビジネスゾーン(4時8時スイング)」です。
この振り幅で、バックスイングとフォローを行い、両方でアドレスと同じ体勢になるように意識しましょう。
手順:
1.通常のアドレスを構える
2.バックスイングでクラブを4時の位置まで上げる
3.体をクラブに向けて止め、アドレスと同じ距離か確認
4.フォローも8時の位置で同様に確認
スクールのレッスンでは、ここで鏡を使ってチェックします。
アドレスと形がずれている場合、ハンドファーストが強くなりフェースが開いている証拠です。
この練習を繰り返すことで、初心者でも自然と正しい再現性を身につけられ、練習効率も大幅にアップします。
100切りを目指す方は必ず取り入れたいドリルです。
通常通りまずアドレスを取る
振り幅を4時の所まであげる
手はそのままでアドレスを向き直し、角度が同じか確認する
4. 練習法②:手首と体の同調を確認するレッスンドリル
多くの初心者は、スイング中に手首の角度が変わってしまうことでミスを招きます。
このとき重要なのが「手首と体の同調」です。
練習法:
1.バックスイングでクラブを上げた位置で一度止めます。
2.クラブに向かって体の正面を向けます。
3.そのままクラブを下ろして、アドレスの形と比べてみましょう。
同じ形になっていればOK。
もし手元の位置や角度が変わっていれば、手首を使いすぎている証拠です。
このレッスンを繰り返すことで、初心者でも手打ちを防ぎ、安定したスイングが身につきます。
100切りを狙うスクール生の多くが、この練習で劇的にミスを減らしています。
慣れてきたらバックスイングを腰の位置まで上げてとめる
そのまま体を向き直してクラブを下ろす
☓手の同調が外れていたらハンドファーストになりすぎてしまう
〇正しく同調できていたらアドレスの形になっている
6. 自宅練習でできる100切りのためのルーティン
初心者が100切りを目指すなら、スクールで学んだレッスン内容を自宅でも反復することが大切です。
以下のような練習メニューを1日15分続けましょう。
✅4時8時スイング×10回
✅腰まで上げるスイング×10回
✅手首固定アドレス再現×10回
この練習を1週間続けるだけで、アプローチの安定感が格段に向上します。
初心者でも「練習を継続→スクールで修正→また練習」の流れで確実に100切りに近づけます。
7. まとめ:アドレス再現が100切りへの最短ルート
アドレス再現は、ゴルフ初心者が100切りを達成するうえで最も重要なレッスンテーマです。
スクールでの練習に加え、自宅での反復を組み合わせることで、安定したショットが打てるようになります。
✅アドレスを再現する意識を持つ
✅手首の角度をキープ
✅鏡で手元の位置を確認しながら練習
この3つを続ければ、アプローチの精度が飛躍的に向上し、100切りが確実に見えてきます。
初心者の方は、今日からこのレッスンを取り入れて、スコアアップを実現してください!