特に初心者ゴルファーにとって、独学では正しい体の使い方を理解するのが難しく、レッスンやスクールに通う前にどんな練習をしておくかが100切り達成のカギとなります。
素振りを活用した練習は、初心者でも取り組みやすく、フォーム修正や飛距離アップ、再現性の向上に役立ちます。
今回は、スクールやレッスンで実際に推奨される「体を使った3種類の素振り練習法」を紹介します。
100切りを目指す初心者にとって、自宅や練習場で取り入れやすい内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
1. 素振り練習を行うメリットとは?
ゴルフスクールやプロのレッスンでも、初心者に必ず推奨されるのが「素振り」です。素振りを練習習慣に取り入れると、以下のような効果が期待できます。
・正しいスイングフォームの習得と定着
・体幹や下半身の筋力アップ、肩回りの柔軟性向上
・バランス感覚の強化によるスイングの安定
・ケガ予防と持久力向上
・トップ・ダフリなどのミス軽減でスコアアップ
・クラブの軌道やフェース向きが安定し方向性が良くなる
・リズム・テンポを体に覚えさせ実戦で安定感を発揮
・スイングに必要な柔軟性が高まり、再現性が増す
初心者が100切りを目指すには、まず「無駄な力みを取り除き、体全体でスイングできるようになる」ことが必須です。
スクールやレッスンでも素振り練習は必ず取り入れられる基本ですが、自宅で繰り返すことで習得スピードが格段に上がります。
2. 練習法①:AZASバットを使った大きな素振り
✅練習手順✅
1.AZASバット(500gまたは600g)を使用。なければクラブ2本でも代用可能。
2.手だけで振らず、体全体を大きく使うことを意識。
3.ゆっくり大きなフォームで振り、下半身リードのスイングを練習する。
✅確認ポイント✅
・初心者が陥りがちな「手打ち」や「アウトサイドイン軌道」の修正に効果的。
・重さによって自然と体を使う感覚が養われる。
・レッスンやスクールで指摘されやすいフォームの欠点を改善できる。
・飛距離アップや100切りに直結するパワーを養成。

今回使用するのはこちらの【AZASバット】

体を大きく使ってバックスイング

ゆっくり体を意識しながらフォロー

フィニッシュでぴったり止まる
3. 練習法②:軸を崩さない連続素振り
✅練習手順✅
・AZASバットまたはクラブを持ち、通常のスイングを開始。
・3回〜5回連続で素振りを行う。
・フォロースルーからフィニッシュにかけて、バランスを崩さず振り続ける。
✅確認ポイント✅
・軸がブレると連続でスイングできなくなる。
・体幹の安定を養うことで、初心者でもスイング再現性が高まる。
・スクールやレッスンで学ぶ「体軸を保つ感覚」を自宅練習で強化可能。
・飛距離は出るけど方向性が安定しない人に最適。
・100切りを阻む「曲がり」を減らす実戦的な練習法。

軸がブレているとフォロースルーで姿勢が保てない

しっかり体幹を意識しながら

フィニッシュまでキープしたらそのままバックスイングに戻す
4. 練習法③:クラブを逆さに持って行うスピード素振り
✅練習手順✅
1.クラブを逆さに持ち、軽くした状態で素振りする。
2.腕だけで振らず、腰の回転をしっかり使う。
3.」左側で「ビュッ」という音が鳴るようにスイング。
✅確認ポイント✅
・ヘッドスピードが上がらない初心者に効果的。
・腰を使ったスイングを習得でき、飛距離が大幅アップ。
・スクールやレッスンで課題になる「体を回す感覚」が身につく。
・音を確認することで、100切りに必要なスピード感が自然に習得可能。

クラブを逆さに持つ

ここでは全力の速さで振っていく

左側でびゅんっと音が鳴る様にヘッドを走らせる

フィニッシュまで勢いよく
5. まとめ:初心者でも100切りを実現できる素振り練習
体を正しく使った素振りは、初心者から上級者までスイング改善に役立ちます。
今回紹介した
・AZASバットを使った大きな素振り
・軸を崩さない連続素振り
・クラブを逆さに持って行うスピード素振り
この3つを日々の練習に取り入れることで、レッスンやスクールで学んだ内容をより効率的に吸収でき、初心者でも100切り達成がぐっと近づきます。
「スクールに通う時間がない」「独学で100切りを目指したい」という方こそ、まずは自宅での素振り練習を習慣にしてみてください。
レッスンと組み合わせることで、確実にスコアアップにつながります。
初心者でも正しい素振り練習を積み重ねれば、100切りは夢ではありません。
今日からぜひ取り入れてみましょう!