特にラウンド終盤、ベストスコアや100切りがかかった場面でスライスが出てしまい、右OBや池に入れて悔しい思いをした経験がある方は多いでしょう。
私自身もゴルフを始めた頃は同じ悩みを抱え、何度も練習やレッスンを重ねることで改善してきました。
今回は、初心者でも分かりやすい形で「スライス改善のためのレッスン法」「効果的な練習法」「ゴルフスクール活用術」をご紹介します。
この記事を読んで、気持ちよくフェアウェイに運び、100切り達成を目指してください。
スライスとは?なぜ初心者に多いのか?
スライスは「ボールが大きく右へ曲がるショット」のことです。
初心者ゴルファーに多い原因は「フェースが開いたままインパクトしている」こと。
フェースが開くと、ボールに余計なスピンがかかり、空気抵抗によって右に曲がります。
特に独学での練習では修正が難しいため、レッスンやスクールで正しいスイングを学ぶことが近道です。
スライスを放置すると100切りは遠のいてしまいます。
だからこそ、基礎からの練習やレッスンで早めに改善することが大切です。

フェースが開いて当たると余計なスピンがかかる

結果、右に曲がるスライスとなる
改善法①:スイング軌道を直す練習ドリル
スライスの多くは「アウトサイドイン」の軌道が原因です。
初心者は腕で打とうとするため、この軌道になりやすい傾向があります。

腕で打とうとするとクラブが外から入る

アウトサイドインのフォローの形
練習手順
1. アドレスを基準に、肩をしっかり90度回す。
2. バックスイングで背中を目標方向に向けるイメージを持つ。
3. トップが安定すればクラブが自然にインサイドから下りてくる。
4. ダウンスイングでは胸を目標方向へ回す意識を持って振り切る。

アドレスの状態から

90度肩を回した状態

後方から見た正しいアドレスの形

後方から見た肩を90度回した状態

肩を90度回すと自然と正しい位置にバックスイングできる

ダウンスイングでは胸を目標方向に向ける
レッスンでのチェックポイント
・プロのレッスンでは、動画解析を使って正しい軌道をチェックしてくれる。
・ゴルフスクールでは同じ悩みを持つ初心者と一緒に練習でき、効果が出やすい。
・独学よりもレッスンを取り入れた方が早く結果が出て、100切りも近づく。
改善法②:フェースローテーションを習得するレッスン
スイング軌道が良くなっても、フェースの返しが不十分だとスライスは直りません。
練習手順
1. トップの位置でグリップエンドをボールに向ける。
2. ダウンスイングからフィニッシュまで、常にグリップエンドをターゲットラインへ意識する。
3. フィニッシュでグリップエンドが正しくボール方向を指していれば成功。

トップの位置でグリップエンドをボールに向ける

トップの位置でグリップエンドがボールに向いた状態
スクールで学ぶべき意識ポイント
・グリップエンドが上を向くとスライス、横を向きすぎると引っかけになる。
・スクールのレッスンでは、正しいローテーションを反復して教えてくれる。
・初心者が一人で意識するのは難しいため、レッスンを受けてフォームを固めるのがおすすめ。
・この改善ができれば100切りに大きく近づく。

グリップエンドが上を向くとスライスの原因

横を向くとひっかけの原因になってしまう

フォロースルーで肘が抜けている状態になってしまう

正しいフロースルーの形
まとめ|練習とレッスンを重ねて100切りを達成しよう!
スライスの原因は「アウトサイドインのスイング軌道」と「フェースローテーション不足」。
これを改善するには、初心者のうちから正しい練習法を身につけ、プロのレッスンやスクールを活用するのが最短ルートです。
✔ 肩を90度回してスイング軌道を安定させる練習
✔ グリップエンドを常にボールに向けるローテーション練習
✔ 定期的にスクールへ通い、プロのレッスンでフォームを矯正
✔ これらを積み重ねれば必ずスライスは改善し、100切りが現実になります。
「スライスを直したい」「100切りを目指したい」という初心者の方は、ぜひこの記事で紹介した練習法を取り入れ、レッスンやスクールを上手に活用してください。
必ずゴルフライフが変わり、スコアアップにつながります。