初心者の多くが「ドライバーの飛距離」や「アイアンの精度」に目を向けがちですが、実際にスコアを左右するのはグリーン上のパット数です。
特に100切りを目指すゴルファーにとって、3パットを減らすことが最大のカギとなります。
「あと少しでベストスコア更新」「100切り目前」という場面で、3パットや4パットをして悔しい思いをした経験はありませんか?
私自身も初心者の頃は同じ壁にぶつかり、練習やレッスンを通して少しずつ改善してきました。
今回は、初心者でもわかりやすく取り組める「パター上達のためのレッスン法」「効果的な練習法」「スクールでの学び方」をご紹介します。
この記事を読んで、グリーン上での安定感を高め、スコア100切りを確実に達成していきましょう。
はじめに|初心者がパターで狙ったところに打てないとどうなる?
ゴルフにおいてスコアを大きく左右するのは「パター」です。
初心者が狙ったところに打てないと、3パットや4パットが増え、100切りは遠のいてしまいます。
多くの初心者はドライバーやアイアンのレッスンや練習には熱心でも、パター練習やスクールでの指導を軽視しがちです。
しかし本当にスコアを縮めたいなら、パターこそ重点的に学ぶべきポイントです。
狙ったところに打てない原因と初心者の共通点
初心者がパターで狙ったところに打てない原因の多くは「体の軸のブレ」にあります。
レッスンを受けるとわかりますが、特に頭や骨盤が動くと方向性が不安定になります。
練習場では真っすぐ打てても、実際のラウンドではスクールで指摘されるようなブレが出やすいのです。この改善なくして100切りは困難です。

✕ パターのストロークの際、頭が突っ込んでいる状態

✕ パターのストロークの際、上半身が突っ込んでいる状態
改善のカギ「正しいショルダーストローク」とは
スクールのレッスンでも必ず教えられるのが「ショルダーストローク」です。
初心者は手首や腕を使いすぎますが、正しくは肩を縦に動かして打ちます。
練習を重ねることでフェースの向きが安定し、100切りを狙う初心者にとって大きな武器となります。



〇 正しいショルダーストロークで軸がブレていない状態
ショルダーストロークを学ぶためのレッスンと練習方法
骨盤の固定
初心者は練習中に骨盤が揺れやすいですが、レッスンで正しく矯正すれば安定します。
頭の固定
スクールのインストラクターが口を酸っぱくして伝えるのが「頭を動かさない」ことです。
頭を固定できれば、パター練習の精度は格段に上がります。
手首の固定
初心者が最もやりがちなミスが手首を使ったストロークです。100切りを達成したいなら、スクールで徹底的に矯正することをおすすめします。

ショルダーストロークのポイントは3つ

骨盤の固定

頭の固定

手首の固定
スティックを使った効果的な練習ドリル
自宅でもできる初心者向け練習法が「スティックドリル」です。
スクールのレッスンでも紹介されることが多く、肩を縦に動かす感覚を身につけやすい方法です。
毎日の練習で取り入れると、100切りに直結する安定感が得られます。
練習ポイント
1. アライメントスティックをみぞおちに当たる様に両脇下に挟む
2. この状態でアドレスを取る
3. このスティックが横では無く縦にストロークできるように素振り
4. 慣れてきたら実際にボールを打つ

こちらのアライメントスティックを使用する

バックスイング時、縦方向に動かしていく

この時、骨盤、頭、手首は固定する

鏡でチェックしながら素振りを行うと効果的
チェックポイント
●鏡を見ながら、縦方向にアライメントスティックが動いているかチェックする
●骨盤、頭、手首も固定できているかチェックする

アライメントスティックが横方向に動き、軸がブレている

アライメントスティックが横方向に動き、軸がブレている

アライメントスティックが横に動き軸がブレている状態

後方からチェックすると分かりやすいので鏡でチェック

正しく縦方向に動かせた状態

軸がしっかりキープできている状態
自宅やスクールでできる初心者向け練習法
初心者が上達するには「反復練習」と「正しいレッスン」の両立が不可欠です。
スクールで習った内容を自宅でも練習することで効果が倍増します。
壁を使った頭や骨盤の固定ドリルは特に効果的です。

この状態で壁に頭をつけて練習

壁にお尻を付けて練習する時は骨盤の前傾を意識する
狙ったところに打てると100切りに近づく理由
レッスンや練習を通じてショルダーストロークが安定すると、3パットが減ります。
初心者でも100切りは現実的になります。
実際、多くのスクール生が「パター安定でスコアが10打以上縮まった」と実感しています。
ゴルフスクールを活用したレッスンのメリット
スクールでプロのレッスンを受けると、自分の練習では気づけない癖を直せます。
初心者が最短で100切りを目指すなら独学よりもスクールがおすすめです。
特にパター練習はフォームを誤解しやすいため、レッスンで正しい動きを身につけることが成功のカギです。
まとめ|練習とレッスンでパター安定&100切りを目指そう
初心者が100切りを達成するには、パターの安定が不可欠です。
スクールでのレッスンと自宅での練習を組み合わせることで、誰でも着実に上達できます。
ぜひ日々の練習に取り入れ、スクールでフィードバックを受けながら100切りを目指してください。