特に初心者の方は、練習場ではうまく打ててもコースに出ると急にダフリやトップが出てしまい、せっかくのラウンドを楽しめなくなってしまうケースが多いのではないでしょうか。
実際、初心者が100切りを目指すためには、ダフリ・トップといった基本的なミスを減らすことが最重要課題です。
スクールやレッスンに通うプロも口を揃えて「体重移動ができないと安定したショットは打てない」と指導します。
そこで本記事では、初心者でも簡単に実践でき、スクールやレッスンでも取り入れられている「左サイドへの体重移動」を習得する練習法を詳しく解説します。
ダフリやトップで悩む方はもちろん、100切りを目指すすべてのゴルファーに役立つ内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
ダフリ・トップはなぜ起こるのか?
ダフリやトップの原因は、初心者にありがちな「スイング軸の左右ブレ」と「体重移動の失敗」にあります。
特に以下のような状況で発生しやすいです。
●グリーンを狙うときに高い球を打とうとしてしまう
●池やバンカー越えでプレッシャーがかかる
●「うまく当てたい」と意識して手打ちになってしまう
スクールでのレッスンでもよく見られる例ですが、左サイドがスピンアウトしたり、体重が右に残ることでミスが出やすくなります。
初心者は特にこの傾向が強く、練習ではできていたことがコースでは発揮できなくなるのです。
100切りを目指すためには、まずこの「体重移動の失敗」を克服することが重要になります。

スイング時に軸が右にブレると最下点がボールより右になるのでダフリの原因となる

スイング時に軸が左にブレると最下点がボールより左になるのでダフリの原因となる

ボールを高く上げたいと思うと体重が逆に乗ってしまう

スピンアウトの状態になる

力みすぎて手打ちになるのもダフリトップの原因
初心者におすすめ!右足を一歩前に出すドリル
このドリルは、多くのスクールやレッスンで紹介されているシンプルかつ効果的な練習方法です。
初心者でも自宅や練習場で簡単に取り組めるので、100切りを目指す方に最適です。
練習手順
1. 通常通りにアドレスを取る。
2. フルスイングを行い、スイング後に「右足を一歩前」に出す。
たったこれだけですが、左足にしっかり体重が乗っていなければ右足を前に出すことはできません。
繰り返し練習することで、自然と正しい体重移動が身につきます。

通常と同じようにフルスイング

通常と同じようにフルスイング

通常と同じ様にまずフィニッシュまで

その後、右足を一歩踏み出す

その後、右足を一歩踏み出す

最後はしっかり右足に乗ること
確認ポイント
●ポイント①:左足にしっかり体重を乗せる
右足が出せない方は、普段から左足に体重を乗せられていない可能性があります。
練習では、意識的に左サイドに体重を移すことを心がけましょう。
●ポイント②:右足を出す方向と歩幅を毎回揃える
ターゲット方向にまっすぐ、同じ歩幅で出すことを徹底してください。
これによりスイングの再現性が高まり、100切りに直結する安定したショットが打てるようになります。
初心者はつい意識がボールに向いてしまいますが、練習でこの2点を徹底することで、レッスンやスクールで指導される「基本的な体重移動」が自然と習得できます。

ターゲット方向にまっすぐの向きに右足を出す

歩幅を毎回揃えれるように
レッスンやスクールでの活用方法
実際にスクールのレッスンでも、この右足を一歩前に出すドリルは多く取り入れられています。
初心者が練習場で繰り返し行うだけでなく、プロのレッスンを受ける際にも活用できるのがポイントです。
●レッスンでの効果
プロがチェックすることで、自分では気づけない体重移動のズレを修正してもらえる。
●スクールでの効果
同じ初心者仲間と一緒に練習できるため、練習のモチベーションが上がる。
●100切りへの近道
基本的な体重移動を習得するだけで、ミスショットの大半が減り、自然とスコアアップにつながる。
初心者は一人で練習していても正しい動きができているか不安になることがあります。
そのため、スクールやレッスンを活用することで、より効率的に100切りを達成できるのです。
まとめ|体重移動を習得して100切りを達成しよう
右足を一歩前に出すというシンプルなドリルを繰り返すだけで、初心者でも自然と正しい体重移動が身につきます。
これにより、ダフリやトップといったミスが減少し、安定したショットが打てるようになります。
さらに、スクールやレッスンでプロの指導を受けながら練習を積み重ねれば、100切りは現実的な目標になります。
ゴルフ初心者にとって大切なのは「正しい練習を継続すること」です。
今回紹介したドリルを毎日の練習に取り入れ、レッスンやスクールも活用しながら、100切りを達成して自信を持ってラウンドを楽しみましょう!